前回に引き続き、男性オーナーがエステティシャンを採用する場合の注意点!

前回のBlog↓↓
http://99g.doorblog.jp/archives/2016-09-25.html

メンズエステを開業しない限り男性はサロンに立つ事はできません。エステティシャンを親族に頼れない場合、雇用が必須条件となります。

エステサロン開業は、まずは“人”を見極めること。エステサロンの売上は施術スタッフによって雲泥の差が生じます。雇用スタッフ次第で売上が変わる。

そう思うと人選が重要です。

エステ坊主の人を見る優先順位は・・・「素直」「明るい声質」「美容好き」「経験(キャリア)」「非喫煙」

前回「素直」の理由を語りましたので、今回は・・・「明るい声質」

「明るい声質」
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美容業界の集客業務を担い、ビッグデーターから様々な分析を店舗にフィードバックしているHotPapperBeauty。そのHotPapperBeautyの調査結果では、お客様の6.1%がエステサロンを「最高」もしくは「最悪」と感じる瞬間(離脱ポイント)に“予約時”を挙げています。
また、私がエステサロンを経営してきた経験上、新店開業時(オープニングキャンペーン)を除き広告費10万円当りに対する新規集客数は一桁。
つまりひとりの新規顧客の獲得単価は1万円近くかかる業界なんです。
(※ただし、地域やエステメニューにより異なります。)
莫大な費用を投じてエステサロンへ新規を集客しても、何も手をうたなければ、お客様のファーストコンタクトとなる電話予約で6.1%の離脱が発生し得る。
予約の電話がじゃんじゃん鳴るような業界であれば、6.1%は見過ごせても、エステサロンでは集客分母が小さいので1人の離脱が売上に対する影響もデカイ!
さらには、エステサロンを選ぶお客様は事前にホームページや口コミ、Blogなどを熟読し、迷いに迷って勇気を振り絞って電話をかけてこられる方が多くいらっしゃいます。
だからこそ気に入って頂ければ常連客として長く利用いただける可能性があるんです。
せっかく当店を選んでくださった見込客を予約段階で離脱してしまう「チャンスロス」だけは避けなければなりません。
迷って電話したけど良かった!「感じのよいサロンね」と思って頂くことが、サロン側が最低限やり遂げなければならない業務です。
その業務を遂行する上で、顔の見えない「電話」応対で必要なのが、まさに明るい声質。

指導でサポートさせて頂くサロンスタッフの方々には「2トーン上げて」電話応対しましょう!と伝えています。
自分の声を録音するとわかるのですが、1トーン上げたぐらいでは明るい響きになりません。2トーンを意 識しない限り、電話応対に“不快感”が漂ってしまいます。

少数の新規集客で運営をしなければならないエステサロンにとって“電話”は、お客様との関係を結ぶ命綱に等しい存在。
だからこそエステ坊主的には、声質という選択ポイントが含まれます。

続きは次回!


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