エステ坊主は、毎週土曜日19:00~の「まんが日本昔ばなし」を楽しみ育った世代です。

昔話という形式で、教示する人生訓は今振り返るとタメになるものばかり・・・。

誰もが知っている「うさぎとかめ」なんて、自分の能力に溺れ、驕り、鼻タカダカになることの愚行を戒めてくれますね。

でも「うさぎ」タイプのエステティシャンって結構多いんですねぇ。

具体的には、ある程度キャリアを積んできた人で、自分が習得した技術が“凄い”と自信を持っているタイプ。

前回のBlogでもエステ坊主の個人的な感想を述べていますが、エステ業界は“勉強”が絶対条件です。

「うさぎ」タイプのエステティシャンは、技術に自信がありすぎて新たな知識、技術、理論の習得に積極的ではありません。

これは数多くのエステティシャンを雇用して来た中で「キャリア○年です」「前職は店長でした」などアピールする人に限って、古臭い技術で満足してしまっているのを見て来たから。
そんなウサギタイプは入社後の成長が遅すぎる。

また、経営相談を受けるエステサロンの中にも、施術メニューを聞くと・・・「今どき???」と思えるトリートメントを前面に押し出しているところも多くありました。

エステサロンの独立開業を考えている方を対象に、このBlogは発信していますが、もし貴女がエステティシャンとしてキャリアのある方ならば、育ったサロンでの施術が、世のエステサロンで行われている最新技術ではナイ可能性があることを知っておいてください。

そして未経験でエステサロンを開業しようとする貴女は、スタート時点では、この2~5年で定着しエステ業界で効果実証が済んでいる技術の習得をまずは心がけてください。

出始めたばかりの技術、機械、理論は、1~2年で消えてしまうこともあります。これまで、出ては消える・・・が繰り返し行われるのがエステ業界なので。

とにかく、自分の能力に溺れない事が、エステサロンの独立開業には必要な心構えです!

エステ坊主は男性なので、理想は「イチロー」みたいに記録を塗り替えるような、常にチャレンジしつづける人こそがエステサロン独立開業にも向いていると思っています。


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